昨年12月12日から始まった広島県の新型コロナ感染拡大防止集中対策ですが、県では政府の緊急事態宣言の発動を受けて2月に入ってから対策の期間を延長していました。延長した頃からPCR陽性の人数が一桁台となり、この度ようやく21日で集中対策を終了することが発表されました。

 長かったですねぇ。飲食業・旅行業にかかわる方々は補助金・給付金があったとはいえ大変だったでしょう。自分のおなじみのお店でも県からの要請にこたえて時短営業だったりお店休んだりしてたけど、21日で全部終了。22日からは普通に営業できることになりました。

 よかったぁ~。

ってみんな思うんでしょうね。でもね、

 去年のGWの連休明けから7月初旬までは県内の感染者はほぼゼロで推移しました。それが7月終わりから始まったGoToのキャンペーンでまた感染者が増え始め、クリスマスには145人にまで増えてしまいました。

 こんな経緯を考えると、また増えるんだろうなぁ、って予測するのが当たり前。このままコロナが終息するなんてありえない。

 県では、「22日以降は県民に、マスク着用など基本的な感染対策を呼び掛ける。緊急事態宣言が出ている地域との往来は、最大限に自粛するよう要請。会食は、飛沫(ひまつ)を防ぐアクリル板の仕切りなど物理的な対策を取った飲食店を利用するよう勧める。卒業式など季節行事での感染予防も促す。」などの対策を続けます。

 集中対策が終了したからといって、一昨年までの様な生活はまだまだできるわけじゃない。再び感染者が増えることの無いよう、静かな生活を続けて、感染が広まらないように注意することがいちばん大事ですね。

 でも緩むだろうなぁ。ちゃんと我慢してきたことへの反動がありそうです。

あきら